バカラは近年、ベットリミットの低さとミニバカラのおかげで人気が急上昇しています。「やるからには勝ちたい」というプレイヤーも増えてきていますが、バカラで使用する最も人気のある戦略の一つは、マーチンゲール法です。
ここでは、バカラでマーチンゲール法を使うときのプレイの流れや注意点、マーチンゲール法のバリエーション、メリット・デメリットなどについて、わかりやすく解説していきます。
マーチンゲール法とは
マーチンゲール法とは最もシンプルなギャンブル戦略の一つで、イーブンマネーのベットを行うカジノゲームで広く使用されています。理論的には、「負けても必ず取り返せて、勝ったときには埋め合わせができる」という、長期的に見ると利益を得ることができるシステムベットであると考えられています。
バカラでのマーチンゲール法の使い方
バカラでマーチンゲール法を使うのは非常に簡単です。「負けた後にベットを2倍にする」という単純な方法で、勝った後は元の賭け金に戻します。
【バカラテーブルでのマーチンゲール法の利用の流れ】
- テーブルに座る
- 「プレイヤー」に10ドルを賭ける
- 負ける
- 次は「プレイヤー」に20ドルを賭ける
- 負ける
- 次に「プレイヤー」に40ドルを賭ける
- 負ける
- 次に「プレイヤー」に80ドルを賭ける
- 勝つ
- 80ドルの配当と10ドルの純利益を得ることができた
- 次のラウンドは再び10ドルから再スタート
このシステムの素晴らしいところは、理論的には必ず負けを取り返せるということです。そして、連敗の最後に小さな利益を得ることができます。
メリットとデメリット
マーチンゲール法にはメリットも多いですが、注意しておかなければならないデメリットもあります。
【メリット】
1. わかりやすい
マーチンゲールの最大の特徴は、内容のわかりやすさです。難しい計算をする必要もがなく、誰にでもすぐ理解できるほどシンプルなシステムなので使いやすいです。
2. 目標に集中することができる
ベッティングシステムに集中できるので、自分の感情に左右されずに全体像を見渡しながら、目標を定めてプレイすることができます。
3. 最終的には勝つ
理論的に考えれば、連敗していても必ず一度は勝てるときがあり、たった一度の勝利で利益を得ることができます。
【デメリット】
1. 大きな資金が必要
マーチンゲールは勝つまで賭け金を倍にしていくので、成功させるためには大きな軍資金が必要です。
2. 大負けする可能性
連続して負ける可能性が常にあります。無限の資金がない限り、最終的には取り返せないほどの連敗をしてしまうことも。
3. テーブルリミットの問題
各台にはテーブルリミットがあるので、リミットに到達してしまうなど、マーチンゲールの短期的な効果を下げてしまいます。
4. ハウスエッジの問題
このベットシステムでは、1.06%のハウスエッジを回避することはできません。
マーチンゲール法のバリエーション
マーチンゲール法には、バカラで使える有効なバリエーションがあります。主要なものを3つご紹介します。
● アンチマーチンゲール法
マーチンゲールの逆で、負けた後に賭け金を2倍にするのではなく、勝った後に賭け金を2倍にします。勝ったときにだけ賭け金を増やすのでマーチンゲールよりも安全です。
● グランドマーチンゲール法
負けた後に賭け金を2倍にするだけでなく、さらに1ユニットを追加します。これにより、連敗したときにより大きな利益を得ることができます。マーチンゲールよりもさらにリスクが高いので、利用には注意が必要です。
● ミニマーチンゲール法
負けた後に賭け金を2倍にする回数に制限を設けます。例えば、「4連敗したら元の賭け金に戻す」といった具合です。負けが込む前に対処するので、壊滅的な損失となる可能性を最小限に抑えることができます。
まとめ
マーチンゲール法の成功には運が大きく影響します。キレイに成功することもありますが、テーブルリミットにぶつかったり、単純にお金がなくなったりすることもよくあることです。 ほとんどのバカラゲームでは、6~7回負けるとテーブルリミットに達するのが普通です。使いこなすまでにはある程度練習が必要だと思うので、デモ版などを利用して、コツコツ研究してみてください!